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ネットワークビジネスの勧誘を受けた体験談◎上手なお断りの方法は?

人生のなかで1回はネットワークビジネスの勧誘を受けた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。 わたしは、過去に2度あります! 仲が良かった子からの勧誘にショックを受け、もやもやとした心境だったのですが、そろそろ吹っ切れたので、当時のことを記事にしようと思います。 「勧誘の場所ってやっぱりカフェ?」「どうやって断るの?」「遊びの誘いの時点でわかる?」などの疑問にもお答えしていきますね。

ネットワークビジネスの勧誘の流れとは?【体験談】

それは突然にやってきます。 わたしの場合はですが、ネットワークビジネス勧誘の流れはざっとこんな感じでした。
  1. メールでアポとり
  2. おしゃれなカフェで勧誘
  3. セミナー会場へ移動
  4. セミナースタート
  5. 忘れられない最後の言葉
何年も前のことなので、ところどころがあやふやなのですが順番にご紹介していきます。

1.メールでアポとり

まずは、メールで連絡がきました。 「〇日に会おう」的な内容だったと思います。 もともと、それなりに仲の良い子だったので、断る理由もなくすんなりと日にち決定! すると、「X社のビジネスについて伝えたい」との言葉が…! 当時のわたしは知識も乏しく「???」状態です。 よくわからないまま了承すると、「会うまでネットでは検索しないで欲しい」との文言が送られてきました。 「!!!???」 不思議に思ったわたしは即ネットで検索しました。 案の定、たくさんでてくる悪い評判、よくないウワサ…。 「うわ~。あの子、なんかヤバそうなことやってるのかな」 と思うものの、約束した手前、断りにくくとりあえず当日は会うことにしました。

2.おしゃれなカフェで勧誘

当日、憂鬱な気分のまま合流。 彼女が気になっていたらしいカフェに行くことになりました。 今でいうと、インスタ映えしそうなイメージ! (たしか当時はまだそんな言葉すらなかった…) 繰り返しになりますが、すっごく可愛いインテリアで、スイーツも美味♪ わたしはすっかりいい気分に!! ところが…。 しばらくしてネットワークビジネスのお誘い、いわゆる「勧誘」が始まりました。 正直、すべてを覚えていないのですが…。
  • このままだと年金がもらえないかも
  • 〇〇の幸せを思って言ってる
上記の二点だけがやけに頭に残っています。 本当はもっといろいろお話してくれていたのですが、覚えていません。 バッグの中から資料が飛び出し、まさにTHE・勧誘状態でした。 彼女が熱心に語るたびに「どうにかしてわたしをビジネス参加につなげたいんだな~」と、どこか冷めた心境に…。 途中、あんなにワイワイしていたカフェ内がシーン…。 きっと、まわりの人たちも「うわー。勧誘されてるな」と、思っていたと思います。笑 結局、この日、会話の半分以上がネットワークビジネスの勧誘でした。 一通り話を聞いた後、「今日〇時からセミナーあるから行こう」とさらなるお誘いが…。 上手く断れずについていくことに…。 (ある程度、仲の良い子からのお誘いほど断りにくい)

3.セミナー会場へ移動

カフェからセミナー会場へ、場所を移すことになりました。 今思えば、セミナーに参加させる目的でこの日にお誘いがきたんだろうな~。 移動中にどんな顔でどんな話をしたのかまったく覚えていません…。 会場は想像以上に広々としていて、入り口には行列が、、、。 わたしと同じく「連れてこられた感」が漂っている方々の姿も。 そして、お手伝いさん?スタッフ?の方が、列に並ぶ人から1,000円を回収。 「え!!??お金かかるのーー?」 と、心の中で叫びました。涙 こんな感じで、決して良いとは言えない状態でいよいよセミナースタートです。

4.セミナースタート

会場にはずらりと椅子が並んでいて、ほぼほぼ埋まっていました。 今思うと、結構大きなセミナーだったみたいです。 イメージ的には「大手企業の就職説明会」です。 覚えているのは、成功者?がひとりずつ、語っていたことと、終盤に何名かが並んで表彰されていたことです。 華々しい雰囲気はありましたが、わたしはまったく良いと思わず「やりたい」とも感じませんでした。 会場に集まっている人たちは、みんな同じように頷き、同じタイミングで笑い出す…。 その光景がシステムちっくで当時、衝撃を受けたことを覚えています。 あまり良い言い方ではありませんが、宗教っぽいと感じてしまいました。 そんなこんなでセミナーは終了。 ステージで話をしていた方のまわりに人が群がっているのを横目にしながら会場を後にしました。

5.忘れられない最後の言葉

会場からの帰り道、友達から感想を聞かれた記憶はあるのですが、なんと答えたのか覚えていません。 おそらく「よくわからない」「したいと思わない」系のことを言っていたと思います。 それ以上、勧誘されることはなかったですが、最後にぽつりと「〇〇ならわかってくれると思ったのに…」と言われ、罪悪感を抱く…。 解散して家に帰った頃には、どっと疲れが押し寄せてきていました。

その後、勧誘してきた友達との関係性は?

ここまで読んで「それから、友達とはどうなったの?」と思った方へ。 結局、勧誘以来ふたりで会うことはなくなりました。 いわゆる学生時代の仲良しグループ全体での付き合いはあります。 といっても結婚式などのイベントで会うくらい。 彼女が今でも活動をしているかはわかりませんが、今さら聞こうとも思いません。 念のためにお伝えしておくと、人間的に嫌いになったというわけではないのです。 上手く言葉にできないのですが、一言で表現するなら「気まずい」です。

そしてまた勧誘はやってくる。

ネットワークビジネスの勧誘を受けてから、数年が経った頃。 また!!!同じ会社の勧誘を受けることに…。 今度は別の人からです。 遊びに行ったら勧誘………もう、違法だよ~!涙 気持ちはずーん。 ところが、マーケティングや商品の説明が上手く、さらに話が面白く聞けてびっくり♪ 結局、何度かお会いして、色んなお話を聞きました。
「上ばかりが儲かるわけじゃない」 「会社によっては本当に良質な商品を厳選して売ってるのね」
と、ネットワークビジネスへの誤解も解けて、気が付いたら、以前のようなアンチではなくなっていたことに自分でも驚き! 健康や美容について、勉強になることが多かったのも事実です。 しかし、活動しようとは思いませんでした。 その後も、何度かイベントやセミナーへのお誘いはあったのですが、断り続けた結果、最近は控えめ。 良い傾向です。 3回目の勧誘はないと信じたい…。 しかし、やっぱりA社は規模が大きいな~。

ネットワークビジネスの勧誘を上手に断るには?

ネットワークビジネスの勧誘を断るのって、大変。 後々、気まずくなりたくないし…。 優しい人ほど、そんな風に考えてしまい何にも悪くないのにモヤモヤしてしまうかも。 そこで、お断りの例を挙げたいと思います。

笑顔できっぱり伝える

これにつきると思います。 きっぱり伝える、だけど笑顔! ニコニコすることが大きなポイントです。 一生会わない人であれば、ツンツンと伝えるのもありかもしれませんが、ママ友や仲の良い子だと気まずくなりそうですよね。 そこで、使えるのが笑顔。 極上のスマイルで、さらっと「ごめんね。興味ないや~」と伝えましょう。 そして、さっさと話題を変えてしまいましょう。

怪しいと思ったら会わない

一番良いのは、「これって勧誘かも」と早い段階で気が付き回避すること。 過去に勧誘された経験から「たぶん、怪しいよ」と思うケースを3つご紹介します。

顔見知りの人から突然連絡

あまり話したことがなかったり、ただのクラスメイトだった子から突然連絡が来る…。 「趣味が一緒だった」などの共通点がない限り、結構グレーだとわたしは思っています。 たとえ、ネットワークビジネスじゃなかったとしても、何かしらの勧誘か怪しいお話。 今のわたしだったら、恐らく回避すると思います。 白か黒か見極められないなら、黒だった場合を見越して「1時間だけなら時間ある」というテイにしておくと良いかもです。 (長々と勧誘されるのを防ぐ目的です) とはいえ、本当はこの「目的を告げずに誘う」行為。法律違反です。

イベントのパターン

ネットワークビジネスのグループによっては、定期的にイベントを開催しています。 具体的に挙げると…
  • 料理教室
  • メイクレッスン
  • フットサル
  • バーベキュー
  • ケーキパーティ
  • 女子会
  • アロママッサージ
  • 各種セミナー
などなど。 どのような商材を扱っている会社かによっても、開催されるイベントは異なっています。 化粧品系であれば、メイクレッスンは定番です。 キッチングッズや調味料を販売している会社であれば、料理系はあるあるです。 イベント自体は楽しく、勉強になるものも多いのですが「その場で勧誘されると断りずらい」というデメリットがあります。 きっぱり断れないタイプであれば、最初から参加しない方がベターでしょう。 とはいえ、イベントのお誘いはネットワークビジネス系の集まりかどうか判断が難しい…。 そこで、次に紹介するSNSから読み解く方法も合わせてご活用ください。

SNSの雰囲気から判断できるかも

ネットワークビジネス関係者のSNSによく見られるのが華やかな投稿です。 「よくパーティ風景がアップされている」「お菓子や料理写真が多い」「感謝系のポジティブワードが並んでいる」など。 「感謝」「仲間」「夢」系のキーワードも目立ちます。 商品写真が投稿されているなら「タグや投稿文にネットワークビジネスの会社名がないか」確認する方法もおすすめです。

結論:ネットワークビジネスの勧誘は疲れる

ネットワークビジネス自体は、違法ではありません。 わたしもネットワークビジネス会社の愛用商品があるので、そのものを批判する必要はないのですが「無理な勧誘だけは止めて~」と切実に思います。 だって、とにかく疲れるんです。 話を聞くのも大変。 その後、断るにも「傷つけたらどうしよう」と悩まなくてはいけない…。 誘われた側の負担が大きすぎます。 モヤモヤし続けた結果として、だんだん嫌悪感へと進化していくという悪循環。 もし、ネットワークビジネスに誘われて「断りたい」と思ったら、ぜひ、笑顔できっぱりを心掛けてくださいね。  
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